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評価

セメントの評価をする際には、音波や超音波を使用し、ケーシングと地層やケーシングとケーシング間のセメントの状態を評価します。貯留層での各層の遮蔽状態の確認は、クロスフローの問題を回避するためにも必要となります。セメントボンディングの不良あるいはセメントが上手く置換できていない箇所を掘削中の段階で発見することで、こういった不良箇所を早期に補修することが可能となります。この場合、生産中に問題が発生するために起こる余剰な関連経費(リグコストなど)の発生を避けることが出来ます。

Isolation Scannerは、従来の超音波パルスエコー技術と新しい超音波技術を組み合わせています。 この技術は、セメント地層接触面の反射や、ケーシングを伝ってくる屈曲波からエコーを起こすことが出来ます。このツールは、超音波パルスエコー技術で区別することが難しい低比重セメントや泥などを識別することが出来ます。Isolation Scannerは、同様にセメントアニュラの形やケーシングの偏心性の評価も提供することが出来ます。

  • CBL/VDL : Cemented Bound Log / Variable Density Log
    セメントとケーシング間、及びセメントと地層間のボンディング状況を測定し評価することが出来ます。
     
  • USIT : UltraSonic Imager Tool
    CBL/VDLとは異なり超音波を用いた方法でセメント評価を行います。360度方向の評価、ボンドインデックスというセメントボンディングの定量評価、アニュラス内の固体・液体・ガスの存在評価が可能になりました。
     
  • Isolation Scanner
    低比重スラリーやフォームセメントの場合、セメントと坑内流体の比重差が小さくなる為、セメント(固体)と管内流体(液体)の境界を正確に評価することが難しくなります。
    Isolation scanner(IBC)は、CBL(セメントボンドログ)とは異なる方法で測定を行い、またUSIT(ウルトラソニックイメージツール)よりも精度良くこれらの測定が可能です。従来の超音波パルスエコー技術と屈曲波技術を組み合わせています。アニュラスのチャンネリングの位置をより正確に確認することにより、スクイズセメンチングの必要性やその他の修繕方法を検討することが可能です。さらには、ケーシングの内径や肉厚、ケーシングや地層表面の状態を確認、ケーシングの偏心などの詳細な情報も得ることが出来ます。
     
  • InterACT
    ジョブデータを監視しながらリアルタイムで情報を転送することが出来ます。
     
  • FUTURE
    坑内に改修工事等によりマイクロアニュラスや内部亀裂が生じガス等の通り道が出来た場合に、その通り道に炭化水素(液体またはガス)が侵入しようとすることがあります。この侵入流体(あるいはガス)とセメントスラリーが反応して自己修復し、その通り道をふさぐ機能を備えたセメントスラリーです。
     
  • EverCRETE(耐CO2セメント)
    EverCRETEは、二酸化炭素(CO2)に対して耐久性のあるセメントで、CO2によるセメントの浸食・劣化それに伴う反応を抑制しセメントへの侵食を低減することができます。CO2を注入するCCS(カーボンキャプチャーストレージ)坑井や、プラグや廃坑にも使用することが可能です。
     
  • Gas Migration Control System
    セメンチング作業中、セメントが固化するのに伴い泥水柱圧の低下が起こります。その間にアニュラスにガスが侵入する可能性があります。そのガスの侵入をラテックスあるいはマイクロジェルを使用し遮断するセメントスラリーです。
     
  • CemCRETEシステム
    コンクリートのように異なった大きさの骨材を使用したセメントスラリーシステムで、骨材の種類や量を変えることによりセメントスラリーの特性をデザイン出来ます。必要な特性に応じて高比重、低比重、あるいはヤング率の調整をおこなうことが出来ます。優れた固化特性を保証し、高圧縮強度を提供出来ます。
     
  • CemSTONE
    CemCRETEシステムを使用した、骨材を機械的な応力に耐えるような特性をもたせたセメントスラリー。
     
  • 大深海セメンチング (Deepwater Cementing)
    陸上でのセメンチングとは異なり、水深1000m以深の深海の環境で行われるセメンチングです。通常海底近くにおける低温かつ深海のための水等圧を考慮しながらセメンチング計画を立てます。
     
  • Lost Circulation
    通常、掘削時には泥水を使用して循環しながら掘削を行います。泥水の循環圧が地層圧を超えた場合、泥水が地層へ逃げてしまい、循環出来なくなる状態のことを逸泥(ロストサーキュレーション)と呼びます。この対処法としては、LCM (ロストサーキュレーションマテリアル)、セメントプラグがあげられます。
     
  • Mud Removal
    セメンチング中、坑壁に泥が残っているとセメントの置換がうまく行かず、セメンチング後にチャンネリングといった問題が生じる事があります。これを防ぐ為、粘性や比重、ポンプレートを調整して事前にシミュレーションを行い、セメンチング前に坑内の泥を出来るだけ除去できるようにデザインし、セメンチングの成功を確実にします。
     
  • UniSLURRY
    温度や比重の変化に対して幅広い範囲で対応可能な簡易化出来るセメントスラリーです。特にスラリー特性のうちのフルイドロスコントロールに優れています。
     
  • セメンチング機材
    シュルンベルジェは、環境の異なる作業の為に、様々なセメンチング機材を提供しています。陸上作業では高温高圧坑井に対応に可能な機材を提供し、ポンピングに関わる多くの作業を行うことが出来ます。また、海上の機材は海上での作業全般に対応し、高い作業信頼性を備えています。また大深水におけるサブシーセメンチングに対応したセメントヘッドDeepSeaEXPRESの提供もおこなっています。
    高性能なCPF-376 (ポンプが2基搭載されているセメンチングポンプトレーラー)とCPT-372 (ポンプが2基搭載されているセメンチングポンプトラック) は、さまざまな多機能サービスを提供することが出来ます。CemSTREAK (セメンチングポンプトラック)は、毎日多数のセメンチング作業を行うことができ、他の機材ではアクセスが困難な狭い現場でもオペレーションを行うことが可能です。
    オフショアに備え付けてある機材のデザインは、高い信頼性と高性能な能力を提供することが出来ます。Liquid Additive System (LAS)はセメンチング時のケミカルを“オンザフライ“でミキシングをおこない、ミキシングウオーター用に大きなタンクを準備する必要はありません。
    CemCATはセメンチングオペレーションに特化したソフトウェアです。ラップトップコンピュータを使用しセメンチング作業を監視および記録することが出来ます。またセメントスラリー中の固体比率をモニタリングするSolid Fraction Monitor (SFM)は、従来の比重値の変化をモニターする比重計では困難であった低比重セメントのクオリティーコントロールを可能にした、革新的な制御システムです。
     
  • CemSTREAK
    高圧ホースを使用し、リグアップやリグダウン、片付けも早く、コンパクトなセメンチングポンプトラックです。
     

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