エネルギートランジション | Schlumberger Japan

Energy Transition

シュルンベルジェはエネルギートランジション・カーボンニュートラルへの取り組みを推進しています

カーボンネットゼロへのコミットメント

シュルンベルジェは2021年6月に、2050年までに温室効果ガス(GHG)排出量を正味ゼロにするコミットメントを発表しました。気候科学に基づき18ヶ月をかけて広範な分析を行い、専門家と協力して脱炭素化計画を策定しました。

オフセットへの依存を最小限に抑え、石油・ガスのバリューチェーン全体でScope1、2、3の排出量を削減することに重点を置いた計画とともに、顧客や業界全体の脱炭素化を支援するためのテクノロジーポートフォリオ(Transition Technologies)の導入・展開を進めています。

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Schlumberger Announces Commitment to Net Zero by 2050
Schlumberger New Energy's expanding portfolio to support the energy transition

新エネルギー事業への取り組み(Schlumberger New Energy)

2020年2月には新エネルギー分野における事業投資や戦略的パートナーシップを強化するために、Schlumberger New Energy Groupを設立しました。

当グループの主な事業投資対象は、CCS(GHGの排出削減)、地中熱(冷暖房の熱源)・地熱(発電)・水素(エネルギーキャリア)・リチウム(EV等のバッテリー)分野で、石油・ガス上流業界で培った既存技術を発展・適用するとともに、事業投資やパトナーシップを通じて新たな事業分野へも進出しています。

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トランジションテクノロジーの展開(Transition Technologies)

シュルンベルジェは、自社事業の脱炭素化や新しいエネルギー技術ベンチャーへの投資と並んで、油・ガス開発のライフサイクル全体でお客様の環境負荷低減に貢献する技術を創造することで、業界のサステナビリティを推進する重要な役割を担っています。これまでに、既存および準商用ポートフォリオにおいて、100以上の環境負荷低減技術やソリューションを特定し、トランジションテクノロジー(Transition Technologies)として認定を進めています。

当社のトランジションテクノロジーポートフォリオは、石油・ガス産業のバリューチェーン全体におけるサステナビリティの課題と機会に対応し、科学的根拠に基づく影響の定量化によって裏付けされています。このポートフォリオは随時拡大しており、石油・ガス開発のライフサイクルのどの段階であっても、持続可能な方法で高い性能を実現する技術で構成されています。

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Land rig with green forest in the background.
Schlumberger End-to-End Emissions Solutions is a new Schlumberger business that offers a comprehensive set of services and cutting-edge technologies designed to give operators a robust and scalable solution for measuring, monitoring, reporting, and ultimately eliminating methane and flare emissions from their operations—quickly and effectively.

メタンやフレアからの排出測定・監視・報告・削減ソリューション(SEES)

シュルンベルジェのエンドツーエンド排出管理・削減ソリューション(SEES:Schlumberger End-to-end Emissions Solutions)は、事業者がメタンやフレアの排出量を迅速かつ効果的に測定・監視・報告し、最終的にゼロにするためのソリューションを提供する新しいサービスです。

石油・ガス産業から排出されるメタンとフレアの削減に取り組むことは、温室効果ガス排出量の削減に大きく貢献する最も効果的な方法のひとつです。シュルンベルジェはSEESの提供を通して、この業界がより有効に、より早く、そしてより徹底的にこの課題を克服することに貢献します。

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CCS・CCUS関連ソリューション・サービス

シュルンベルジェは、地下の岩盤のマッピング・測定・モデリングにおいて80年以上の経験を有しています。そのノウハウを活かし、二酸化炭素の回収と貯留(CCS)という重要な新技術をいち早くリードし、これまで世界中で60を超えるCO2貯留プロジェクトに携わることで、さまざまな地質条件下でのCCSにおける技術的な課題を詳細に把握してきました。

その経験とノウハウをもとに、CCSのあらゆるフェーズ(適地スクリーニング・地下キャラクタライゼーション・圧入計画・認可取得・掘削・操業・モニタリング)に対して、プロジェクトの実現を支援するコンサルティングサービスを提供しています。

また、主に石油・ガス開発向けに提供しているソフトウェアテクノロジーは、CCSに必要な技術要素を包括的にカバーしており、プロジェクト全体の統合的な評価やプランニングを可能にします。

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Image of tree.
Symmetry platform

プロセスエンジニアリング技術の応用(Symmetry)

総合プロセスエンジニアリングソフトウェアであるSymmetry(旧VMGSim)により、プロセスモデリング技術のCCS / CCUS・水素・アンモニア・地熱・燃料電池分野への適用を推進しています。

また、日常的なフレアリングの削減、フレアリングの代替、エネルギー管理による燃料ガスの最小化、原料管理(水素またはバイオフィードの混合)を含む、排出量削減のためのさまざまな選択肢を評価できます。

さらに、現場のトータルエネルギーマネジメントにより回転機器からプラント全体まで、あらゆる規模の設備のエネルギー消費量削減をサポートします。 燃料消費量の削減、廃熱を利用した発電(エネルギーインテグレーション)、再生可能エネルギーの最適な利用検討など、その用途は多岐にわたります。

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新エネルギー関連研修サービス(NExT Education Service)

エネルギートランジション・脱炭素化に関わる研修ニーズにこたえるために、石油・ガス開発向けの既存カリキュラムを進化させたものや、新たに開発した研修プログラムの提供を2021年より開始しました。CCS、脱炭素、エネルギーミックス、排出量の測定や定量化、地熱・地中熱関連の研修を中心に、いわゆる座学からソフトウェアを活用したハンズオンまで、幅広い分野を対象に順次企画・開催しています。

また研修プログラムの現地化(日本語化、国内大学や企業等との連携)も検討していますので、ご興味がある場合はお問い合わせください。

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