弊社は2022年3月8日、新サービス "SEES"(Schlumberger End-to-end Emissions Solutions)の立ち上げをグローバルで発表しました。SEESは、石油・ガス開発事業から排出されるメタンガスや日常的なフレアの測定・監視・報告、そして最終的にそれらの排出をゼロにするためのソリューションを提供するサービスです。
SEESは各事業者がメタンガス排出削減戦略を実現するための包括的なアプローチを提供します。このアプローチは、DELFI(エネルギー開発向けクラウド環境)においてアクセス可能な業界初のメタン排出管理デジタルプラットフォームに支えられた3つの柱(計画・測定・行動)により構築され、事業者が脱炭素化目標を達成するための包括的かつ差別化されたロードマップの作成とその実現を支援するものです。また、SEESを通して、過去5年間に行われた97種類にわたる技術の評価(25種類の技術のフィールドテストを含む)から選ばれた幅広い測定技術を提供します。
メタンガスとフレアの排出は現在の石油・ガス産業からの温室効果ガスの直接排出(スコープ1および2)の60%以上を占めており、それらの削減に取り組むことは石油・ガス産業からの温室効果ガス排出量の削減に最も大きく貢献する方法のひとつです。弊社はSEESの提供を通して、本業界がより有効に、より早く、そしてより徹底的に温室効果ガスの排出削減目標を達成することに貢献します。
本サービス "SEES" に関する詳細はこちらのページをご覧ください。